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2004年7月

2004.07.25

白い巨塔

今年前半は、TVドラマや映画の原作本を読んでいた。その中の一つ、「白い巨塔」。田宮二郎のクールな印象の強いこの話を、唐沢寿明でやるといって、TVドラマも見ていたが、「やっぱり財前五郎は田宮二郎だね」そんな感じを持ったTVドラマであった。原作もTVドラマも大筋は変わらないが、その泥臭さは、原作の方が勝っていて、面白く感じた。
ただし、小説としてのできは、はっきり言って良くない。読み応えがあるかとと問われれば、TVドラマを知らなければ、読まないよう小説であった。内容の複雑さに作者自身がついていけていない、そんな印象がつよい。ただし、大衆小説(あえて、そう呼ぼう)を読んで、往復の通勤時間を紛らすに手頃な内容といえる。

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新宿ランチ奇稿(その6)

新宿ランチ寄稿のその6は、新宿ヨドバシカメラに寄った帰りに看板を見かけていた「老辺餃子館」(ちなみに、新宿高島屋のタイムズスクエアーへ行く途中には、別館の看板を見かける)。東京Vシュラン
にも紹介されたいたので、ついでがあれば行こうと思っていた。たまたま(またまたかな?)、ヨドバシカメラに寄ったので、ついでに突撃とあいなった。雑居ビルの3階にあり、少し狭い印象を受ける。入ってすぐ、レジがあり、お兄さんに案内される。店には、中国音楽がかかっており、中国(香港?)映画のよう。バンブーのランチョンマットと扇型のメニューが、雰囲気を出している。WEBページでメニューは調べていたので、刀削麺の五目焼きそばと冬瓜の餃子を頼んだ(本当は水餃子が食べたかったのだが、水餃子は3品以上頼まないといけない。今度、誰かとリベンジだ)。
刀削麺は、「西安刀削麺 六本木店」で激辛のマーラー刀削麺を食べたことがあったので、麺の構造は知っていた。焼き加減で堅くなったところと、柔らかいところが、ふつうの麺の焼きそばとは違って、面白い食感を演出してくれる。ただし、その構造上どうしても麺と麺がくっついてしまっているところが多くなるのが、頂けない。刀削麺の焼きそばの限界を見た。とは言っても、下手なラーメン屋の、のびのびの焼きそばよりはよっぽど上手いけど(^^;;。お値段もそこそこですしね。
さて、餃子の方だが、こちらの餃子は、味が付いているので、醤油もラー油もつけないのだそうで、そのまま食す。
少し濃いめの味付けで、もちもちした餃子。鶏肉のせいで、冬瓜の感じは薄かったが、それなりにおいしい餃子であった。で、水餃子が食べたい。今度は、誰と来ようか。

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