揺籃の星
僕にとって、ジェイムズ・P・ホーガンは、アイザック・アシモフ亡き後、期待のハードSF作家である。その彼の新刊「揺籃の星」。最近、「白い巨塔」や「砂の器」といった国産小説ばかり読んでいたので、海外ハードSFに植えていたのか、2~3日で読んでしまった。
彼の出世作「星を継ぐもの」に比べると、サイエンス要素は少ない。どちらかといえば、「ジュラシック・パーク」のマイケル・クライトンのように、カタストロフィーにおける人間ドラマが重点に描かれているが、それはそれで楽しめる。
三部作になる模様で、続きが楽しみだ。
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