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2004年11月

2004.11.10

新宿ランチ奇稿(その13)

最近、風邪がはやっているようだ。流行に(流感に?)敏感な僕も、ご多分に漏れず風邪をひいてしまった。そこで、今日は、風邪をひいたときにも身体にいい、韓国料理を食べに行くことにした。
五穀亭」。
京王プラザにある「五穀亭」は、前から行ってみたいところであったが、余り昼から焼き肉の香りをぷんぷんさせるのも、いかがなものかと控えていたが、本日食したのは、「彩華」 \ 1,600(税込価格\1,680)。
最初に出てきたのは、ミュスカルジュースという穀物の粉末をミルクで割ったもの。ミロを思いうかべるとよい。次に、韓国前菜盛り合せ。5品の野菜と韓国のり。少しからめの味付けだが、それが食をそそる。メインに頼んだのは、ユッケジャンスープ(ライス付)。辛いユッケじゃんスープは、辛みが聞いていて、ご飯が何杯でも入りそう。最後の薬湯は、カリンのお茶。
身体が温まるランチであった。これで、風邪も吹っ飛んでくれることを祈るのみ。

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2004.11.02

2046

「2046」。言わずとしれたウォン・カーウァイの新作。木村拓哉が主演していることで有名。
「恋する惑星」のトニー・レオンとフェイ・ウォンは、今回は、軽くふれあう程度。
ドラマは、「花様年華」のAfterStoryの様(残念ながら、「花様年華」を見ていないのですが)。
その独特のStory構成は、わかるようでわからない。わからなくてもいいかも。
美しい男優と、美しい女優が、どろどろの恋愛を展開する物語は、決してSFではなく、
SFに味付けされた、1960年代の香港の風景。
女性の歩く姿と、ホテルの屋上の風景は何かを語っているようで、...
女性には、優しくない男(トニー・レオン)と映るかもしれないが、男性には、優しいと感じさせる男の言動。
忘れられてしまった、男。忘れられない女。そんな男を愛した女。決して結ばれない心と心。
悲しくも切ない映画だった。

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