「シャドウ・パペッツ」
by オースン・スコット カード
先に紹介した「シャドウ・オブ・ヘゲモン」は、エンダーの盟友ビーンとその仲間たちの活躍を描いたものであったが、一転、パペッツでは、ビーンと宿敵アシルとの戦いがメインとなっている。
「エンダーのゲーム」に出てくるメンバーが、皆、子供であったために、彼らの子供が出てくることもなかったが、それから数年。子供も大人になって、恋をし、成長していく。子供を作ろうと思うビーンの気持ちは、今の僕自身をだぶらせながら、共感するものがあった。
少なくとも、「エンダーズ・シャドウ」以降のシャドウ・シリーズを読まないと背景がわからないが、シャドウ・シリーズも、エンダーのシリーズに劣らず、面白い。続きもあるそうなので、待ち遠しい。
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