となり町戦争
最近、面白い小説を読んでいないので、話題の一冊「となり町戦争
」を購入。
ふ~む。久しぶりに面白い本と出会った。数時間もあれば読めてしまうので、じめじめした梅雨時の読書としては手頃でいい。リアリティーがないとかあるとか、そんな書評をみるが、それはどうでもいいこと。小説なんだから。いつの時代から、小説にリアリティーを求めるようになったのだろう?
惜しむらくは、描写力(それとも人生経験?)がないために、それこそ全体が薄っぺらい(それをリアリティーがないといえばそういう)感じがあるが、それも現代小説の中では、普通のような気がする。
時代と言ってしまえばそれまでだが、平和な日本という時代が長く続いてきたために、細かい描写が不要になっているのも事実。
まぁ、単行本で読むほどのものでもないが、じめじめとした夏の夜長、Blogを読んで回るより、この本を読んだ方が面白いかも。
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