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2006.07.31

「WASフォーラム 第4回コンファレンス」に行ってきました。

先週末、仕事そっちのけ^^;で「WASフォーラム 第4回コンファレンス」に行ってきました。
期待していたのは、高木さんの話「「CSRF」 と 「Session Fixation」 の諸問題について」。いつものごとく、資料の半分も話ができないで終わったしまったのですが、実践的な内容で、明日にでも自分の管理してるサイトのチェックをしないといけなないと思う次第です。
さて、それ以外にもいろいろと聞けましたが、中でも面白かったのが、セッション4『BLOGの闇』のパネルディスカッション。
僕は、パネルディスカッションが嫌いな方です。だいたいこの手のセミナーで、パネルディスカッションというと、二種類あります。一つは、、お互いによく知らないので、牽制しながらの上滑りトークで終わってしまうモノ。もう一つは、仲間内の居酒屋トークで終わってしまうモノ。
実は、セッションの中身自体は、居酒屋トークに近かったのですが、なにせパネリストに、KNNの神田 敏晶さん、GREEの藤本 真樹がいるとなれば、冷やかし半分、聞かねばなるまい。
ホームページからブログへ至る、いわゆるWEB2.0への流れのなかで、ブログとSNSが近くなっていくというお話。
この話は、昔から語られていて、今回のお題の「ブログの闇」にあたる
  • トラックバック・スパム
  • コメント・スパム
  • リファラー・スパム(これは、このセミナーで初めて知りました_ _)
につながる。
このサイトも、いわゆる「Blog」ではあるが、メジャーとはほど遠いので、いずれの攻撃にもあったことがない。そのせいか、今まで真剣に考えてこなかったが、僕の友人のサイトは大変な事になっているようで、ご苦労されているようである。
その対策として、トラストネットワークとしてのSNSを使おうというのである。
コーディネーターの岡田さんが今後のBlogの方向性として、三つを挙げていた。
  • Blogがへこむ
    →スパム対策として、トラックバックを受け付けないことが標準となり、Blogがホームページに逆戻り
  • Blogが改善される
    →セキュアなトラックバックが開発され、さらにBlogは広がっていく
  • Blogが消滅する
    →スパムがいやで、いつの間にBlogが消滅
結局は、結論はでなかったのであるが、現仕様がデファクトになっているトラックバックが、改善されることも難しいし、Blogの特徴であるトラックバックが使えないのは、これまた困ったものである。また、改善されるとしてもブロガーが簡単に利用できる仕様でないと困るのであるが、そのベースにSNSありきでは、これまた、どないなものか。今後のBlogが、気になる。
Web2.0でビジネスが変わるさて、KNNの神田さんが、御本を出されたようである。「Web2.0でビジネスが変わる」。まだ読んでいないので、良いかどうかはわからないが、少なくともちまたに乱舞するWEB2.0本よりは、まともと思われる。話の種に買ってみるか。

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