Piccadilly Circus

昨年、竹内まりやの「スロー・ラブ」を買った時の記事でも書いたが、Piccadilly Circusは、杉 真理らで構成されるグループで、1999年2月20日にリリースされたこのアルバムで、登場することになる。
世紀末に登場したこのグループは、杉 真理のポップテイストを十分に含んだ音楽を奏でる。ただ、その中身は、ポップという言葉では軽すぎる。グループの根底にあるブリティッシュ・ロックが、アルバム全体の楽曲をビートルズテイストに仕上げ、十分に聴き応えのあるものにしている。特に、オープニングを飾る「Baby! it’s all right」、五曲目の「Never Cry Butterfly」は、心をふるわせてくれる。

4年後に発表された二作目のアルバムは、前作を上回る完成度である。本当にビートルを聴いているような錯覚に陥る。杉 真理を再認識する二枚である。
ブラボー
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