ハイパフォーマンスWebサイト

Webサイトのパフォーマンスチューニングの本かと思って読むと、出鼻をくじかれる。この本は、一貫して、Webサイトのパフォーマンスを上げることは、コンテンツの作成方法、つまりは、クライアントサイドパフォーマンスをどう上げるかにかかっていると言う。
ルール1:HTTPリクエストを減らす
こんな当たり前のことを、どうしても気づかないものである。僕が初めてWebマスターらしき仕事をし始めたとき、まだ、クライアントサイド・クッリカブルマップを搭載したブラウザは少なかった。どうしても、サーバサイド・クリッカブルマップを使わないといけないのだが、これが、面倒くさい。そのうち、画像作成ソフトがクリッカブルマップの代わりに、画像の切り出し出力をサポートするようになる。この機能があるというだけで、ファイヤー・ワークスを使ったものだ。世の中一般に、クライアントサイド・クリッカブルマップは撲滅し、画像ツールの切り出し機能で代替することが主流となった(と信じ込んでいた)。
ところが、この本は、この画像切り出しを真っ向から否定する。さらに、スタイルシートが使えるこの時代、画像自体も一つにまとめてしまえと唱える。
僕の管理しているサイトは、多数のイメージであふれている。その一つ一つが、サイトのパフォーマンスを遅くしているというのだ。
これは、よく知られたことだが、GoogleのTOPページは、三つの画像しか使っていない。検索結果に至っては、画像は一個。画像を切り出し、パフォーマンスを下げる行為はせず、スタイルシートで、一つの画像の部分を、ページ上の必要な場所に表示している。当然、無駄な画像はない。
ここまで極端にできなくとも、無駄に切り出された画像で、HTTPリクエストの回数を稼いでも、ユーザは全くうれしくない。
なんて、サイト管理者なら「気付けよっ」ていう話が、14個詰まっている。オライリーにしては、ページ数も少ないし、読みやすい本だが、その中に詰まっている内容は、明日でも実践でき、かつ、実践すべき内容に満ちている。
はてさて、僕の管理しているサイトで、どれだけ取り入れられるか。
ところが、この本は、この画像切り出しを真っ向から否定する。さらに、スタイルシートが使えるこの時代、画像自体も一つにまとめてしまえと唱える。
僕の管理しているサイトは、多数のイメージであふれている。その一つ一つが、サイトのパフォーマンスを遅くしているというのだ。
これは、よく知られたことだが、GoogleのTOPページは、三つの画像しか使っていない。検索結果に至っては、画像は一個。画像を切り出し、パフォーマンスを下げる行為はせず、スタイルシートで、一つの画像の部分を、ページ上の必要な場所に表示している。当然、無駄な画像はない。
ここまで極端にできなくとも、無駄に切り出された画像で、HTTPリクエストの回数を稼いでも、ユーザは全くうれしくない。
なんて、サイト管理者なら「気付けよっ」ていう話が、14個詰まっている。オライリーにしては、ページ数も少ないし、読みやすい本だが、その中に詰まっている内容は、明日でも実践でき、かつ、実践すべき内容に満ちている。
はてさて、僕の管理しているサイトで、どれだけ取り入れられるか。
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