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2008.06.13

図書館戦争

図書館戦争図書館戦争」有川 浩 (著)
「図書館戦争」で思い出すのが、「となり町戦争 (集英社文庫)」。韻が似ているのに、こんなに傾向が違うのもおもしろい。となり町戦争が、戦争の陰部を描いているのに対し、図書館戦争は、ラブコメ。
図書館戦争のシチュエーションにはかなり無理があるが、そんな、無理な設定も、今の日本と照らすと薄ら寒くなる。誰も望まない法律をばんばん可決させていく自民党。そのうち、本当に表現の自由を奪うような法律が可決されないとも限らない。それは、誰がいけないのか?黙ったままの国民がいけないのか。国民の意思を反映しない政治屋がいけないのか。
ただ、扱っている内容が重たいはずなの作品はひたすら軽い。どちらかというと、そんなに極端な人間もいないだろうと思うほどデフォルメされていて、それが、作品全体をラブコメにしている。これは、これで、読みやすく、全四巻を一週間程度で読み終わってしまった。
ところで、僕の自宅近くのBOOK ONEや、ACADEMIAには、第一巻しか置いていなかったのに、事務所や本社の近くの本屋には、全四巻が平積みになって置いたあった。その業界には、人気のあるってことなのかな?

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