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2009.05.10

PostgreSQLセミナー2009春

セミナー好きの僕は、2009年4月28日(火)、日本PostgreSQLユーザ会主催の「PostgreSQLセミナー2009春」に行ってきた。仕事が忙しかったので、午前中しか顔を出せなかったが、それでも、PostgreSQLを支える日本メンバーの顔を見られたのが、良かった。
何度か、日本PostgreSQLユーザ会のセミナーには顔を出しているのだが、相変わらずフランクな雰囲気である。他のオープンソフトコミュニティーにもいえるのだが、オープンソフトを支えているのが、このプログラマーのフランクな関係なんだろう。
僕の聞けたのは、つぎに二つのお話だった。
1.NTTにおけるPostgreSQL展開戦略
2.日本語対応(8.4)とマニュアルドキュメントの歩き方
特に、NTTオープンソースソフトウェアセンタ 藤本さんの話は、NTTの中で、PostgreSQLを含むオープンソフトを普及させていくセンタの設立から、今に至る話が聞けて有意義であった。NTTでも、基幹部分はオーダーメードなのかもしれないが、ホストから、クラサバ、インターネットシステムへの転換とともに、部門が独立システムを構築するには、安価な吊しを選択せざるおえないのだろう。というより、オーダーメードである必要性がないのだろう。高級ブランドの誂えの良さより、フリーマーケットで売られている古着で十分な業務がこなせるといったところか。

SunOracleに買収された。オープンデータベースのMy SQLの急先鋒SunがOracleの軍門に下った今、My SQLは、どの方向に進むんだろうか?
そのうち、エンジン部分はOracleに変わってしまうのだろうか?
単純に考えて、二つのDBエンジンを両立させるビジネス価値はないだろう。当然、何らかの統廃合が行われ、良くも悪くもMy SQLはOracleライクになっていくだろう。そうなったとき、PostgreSQLは、生き残れるのだろうか?
先が楽しみな展開だ。

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