陰摩羅鬼の瑕

相変わらず京極夏彦を読んでいる。ただ、これは今までと違って、犯人は最初からわかっている。でも、どうしても犯人とは思えない。その理由を解き明かしてくれるのが、憑き物落とし「京極堂」。前作の誤認逮捕で、徹底的に打ちのめされてしまった小説家「関口」もでてくる。「榎木津」探偵は、目が見えない。でも、人の見たものは見える。「今昔続百鬼 雲 〈多々良先生行状記〉
今までの作品では、化け物、宗教なんかが題材になっていたが、ここに来て、ハイデッカーの様な哲学者、思想家まで出てくる始末。どこまで、広がるか、この京極ワールド。
今日のワークアウト、雨天おやすみ。
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