シャングリラ

この作品も、深夜アニメの原作である。この作品の基盤となる炭素本位制というのは、今後の二酸化炭素排出量規制に照らして、おもしろい考え方である。また、いわゆる対戦型のように、肉弾戦だけではなく、経済戦争も含めて、対立軸とするところは、新しい。さて、いただけないのが、死人が生き返るところ。一人二人ではなく、準主役級の登場人物が前の章で死んだばかりなのにつぎの章では復活する。まさに、ゾンビ映画を見ているよう。確かに、ドラゴンボールのように復活するアニメが普通の世界もあるが、小説でこれをやられると、いわゆる死生観が無視され、生きる意味が曖昧になりはしないか。そういった意味で、特に後半は、興ざめの展開であった。
まぁ、買って読む本ではないかな^^;
今日のワークアウト、32分55秒・・・4.90Km。
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