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2010.06.24

半落ち

半落ち (講談社文庫)半落ち」 横山 秀夫 (著)
映画にもなったこの作品。6人の事件関係者によって語られる元警官「梶聡一郎」の物語。奇しくも、読んだばかりの京極夏彦の 「死ねばいいのに」と似ている。語られる物語も、作品テーマも全く異なるのだが、6人の事件関係者が、一人の人間を語るという手法は、六道にも通じるのか。
それぞれの語り部が、自分の欲望のために働きつつ、最後、天界への道を進む。そんな作品である。

今日のワークアウト、34分52秒・・・5.01Km。
BGMは、ARTISAN 」。山下達郎。

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