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2010.12.19

トーマの心臓

トーマの心臓 (小学館文庫)トーマの心臓」萩尾 望都 萩尾 望都 (著)
1999年の夏休み」の原作(?)となった物語として、読んでみた。
久しぶりの王道の少女漫画に、最初は物語世界に入り込めなかったけれど、そのうち、雰囲気をつかむとおもしろくなって、最後は、「う~ん、ありかな!?」ってところに落ち着いた。
いわゆるボーイズ・ラブではないので、その筋の人には楽しめないかも知れないが、「1999年の夏休み」を知っていると、この物語世界を表現するのに、女の子を男性化して扱った表現手法も、納得できるような気がする。まぁ、良きにつけ悪しきにつけ、萩尾 望都が好きな方には、愛する一冊なのだろう。僕としては、ちょっと煮えたりない感のある作品でしたが、...

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