「あなたがいる場所」沢木 耕太郎 (著)

少し前に買ってあったのだが、一昨日まで積ん読してあった。
これは、沢木耕太郎の小説の短編集である。
九つの物語が語られる。
最初は、主人公が女子高校生の物語。このあたり、沢木耕太郎が書いているとおもうだけで、気恥ずかしい。
次は、小学校の男子。う~ん。まだ、むずむずする。
三編目からは、大人の物語と子供の物語が混在する。どうしても、子供が主人公の物語は、気恥ずかしさが残り、大人の物語も、どこか沢木の優しさがでていて、ハッピーエンドに向かう。
全く読んだことはないが、浅田次郎は、こんな小説を書くんだろうなといった、僕の浅田次郎感に近い作品群。 読みやすいし、それなりにおもしろい。中でも「天使のおやつ」は、娘を持つ親として、思うところがあるし、「クリスマス・プレゼント」は、物忘れが多くなった自分を振り返って、共感もする。
読みやすく、心に響く作品群であるのは、間違いない。
全く読んだことはないが、浅田次郎は、こんな小説を書くんだろうなといった、僕の浅田次郎感に近い作品群。 読みやすいし、それなりにおもしろい。中でも「天使のおやつ」は、娘を持つ親として、思うところがあるし、「クリスマス・プレゼント」は、物忘れが多くなった自分を振り返って、共感もする。
読みやすく、心に響く作品群であるのは、間違いない。
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