2013.11.25

祈りの幕が下りる時

祈りの幕が下りる時祈りの幕が下りる時」東野 圭吾(著)
加賀恭一郎シリーズ、最新作。
加賀恭一郎シリーズは、いわゆるホワイダニットな作品が多いように感じる。犯人(フー)も、その方法(ハウ)もわかっているのだが、どうして、その犯行に至ったか(ホワイ)。
今回も、加賀恭一郎の手腕で、徐々に犯人が追い詰められていく。

シリーズ中「新参者」 で、登場した加賀恭一郎の父。そして、この作品では、母が登場する。さらに、久しぶりに、加賀恭一郎自身の恋愛関係も、見え隠れする。
そういった意味では、盛りだくさんな内容となっている。

続きを読む "祈りの幕が下りる時"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.04

流星ひとつ

流星ひとつ流星ひとつ 」沢木 耕太郎 (著)
僕は、藤圭子をあまり知らない。たまに、紅白や、演歌の番組で聞く、僕には縁の遠い存在。そんな感じ。

続きを読む "流星ひとつ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.08.12

魔性の子 十二国記

魔性の子 十二国記」小野 不由美 (著)
また、いつもの深夜アニメの話なんだが、...

とうとう読み始めてしまいました十二国記。
NHKの深夜帯で再放送していたアニメから入った十二国記。
新潮文庫で、絶賛再版中。
以前、外の作品は講談社文庫に入っていて、「魔性の子」だけが新潮文庫に入っていたのだが、実は、、講談社版の十二国記の最後の輪を埋める話であった。
今後、新作がでれば、話は、少し進むのだろうが。

国を守る王。王に使える麒麟。そして、民。
狂った王もいるし、腐敗した官僚もいる。腐った民もいれば、そんな国を憂う民もいる。
決して、素晴らしい国だけではなく、また、国も人も腐る。
絶大な力を持つ王だが、それでも国を統治しきれない。

ファンタジー、されど、ファンタジー。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.07.08

日本国勢図会〈2013/14年版〉

日本国勢図会〈2013/14年版〉日本国勢図会〈2013/14年版〉
何十年かぶりに、日本国勢図会を購入。だいぶ様変わりしている。
僕が、小学生の頃は受験に必須の情報があるとのことで、小難しい統計データがたんまりと載っているこの本を有り難く持っていたが、そのとき以来である。
当時は難しすぎて、何が書いてあるかちんぷんかんぷんであった情報も、何となく、うんうんとうなずいたり、あっ、そっかと気づかせてもくれる。
日本の人口、国民所得から、県別の平均気温、第一次産業の情報から、財政、貿易、ODAまで、まぁ、いろんなことが載っている。
昔は、第一次産業に多くのページが割かれていたが、今では、第三次産業や、貿易収支、政治のページに多くが割かれている。これも時代なんだろう。

続きを読む "日本国勢図会〈2013/14年版〉"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.05.15

星界の戦旗V

星界の戦旗V: 宿命の調べ (ハヤカワ文庫JA)星界の戦旗V: 宿命の調べ」森岡 浩之 (著)
いつも見る早川文庫の列。そして、あるはずもない続巻。
去年も、一昨年も、その前の年も、シリーズの続巻が出ていないか、一応調べてみた。

また、いつものごとく、深夜アニメの話だが。
そのアニメを見たのは、1999年。今から14年前になる。
独特の世界観。わかりやすいボーイミーツガール。
星界の紋章

続きを読む "星界の戦旗V"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.04.01

キャパの十字架

キャパの十字架キャパの十字架」沢木 耕太郎(著)
本作は、NHKスペシャルで放送された「沢木耕太郎 推理ドキュメント 運命の一枚 ~"戦場"写真 最大の謎に挑む~」の元となっている。
僕にとっての沢木耕太郎は、ルポルタージュ作家である。彼が、エッセイを書いても、小説を書いても。
彼のルポルタージュは、一人称で語られる。スポーツ選手も、政治家も。
周辺人物の一人称で語られる彼の作品は、読者が沢木耕太郎になった気にさせる。
言い方をかえると、映画を見終わって劇場を出た観客が、その映画の主人公になったような感じ。
そこが、いい...
さて、この作品は、

続きを読む "キャパの十字架"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.03.24

アクセル・ワールド13 ―水際の号火―

アクセル・ワールド13 ―水際の号火― (電撃文庫)アクセル・ワールド13 ―水際の号火―」川原礫 (著)
あいかわらず、深夜アニメの話ですが、...
昨年は、アクセル・ワールドとソードアートオンラインに明け暮れた日々でしたが、今年も引き続き、この世界にどっぷりです。アニメに始まり、原作を読み始めて、...
何せ、隔月でどちらかが出るので、出る前に既刊を再読していると、切れ目がありません。2月は、アクセル・ワールド13がでて、やっと読み終わりました。

続きを読む "アクセル・ワールド13 ―水際の号火―"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.01.17

続・ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング 

ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング」川原礫 (著)
やっと読み終わりました、ソードアート・オンライン。
一巻から再読を初めて、最新刊11巻まで、一ヶ月あまり。
来月は、アクセル・ワールド の最新刊がでるので、今度は、アクセル・ワールド の一巻から読み始めないと^^;

ところで、ソードアート・オンラインには、ユイちゃんという、人工無能(といっていいのかな)、トップダウン式AIが出てくる。最新刊の「プロジェクト・アリシゼーション」では、トップダウン式AIと対照的な、ボトムアップ型AIの開発をベースに物語がすすむ。このあたり、微妙にアクセル・ワールドの世界とかぶるのだが、それはそれで面白い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.01.14

ライフゲイムの宇宙

ライフゲイムの宇宙「ライフゲイムの宇宙」ウィリアム・パウンドストーン (著)
前田さんが、LIFEゲームについてつぶやいていた。
X68000のコードともにドキュメントがついていて、「ライフゲイムの宇宙」がポイントされていた。
懐かしさに、ポチッとしてみたけど、在庫切れの模様。入手できるといいのですが。

全然、別件ですが、先週の新年会でAI(アクションアイテムではない)の話をしている上司がいたので、 「人工無脳って知ってますか」といったら、爆笑されていた。その上司は、人工無脳をご存じなかった様子。
昔流行ったよね、人工無脳。
やっぱり、その筋の人しか知らないのかな~。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.12.03

ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング

ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング」川原礫 (著)
Amazonで、予約開始です。
早速、ポチッとな。
新たな世界に幽閉されたキリトは、アリスを救うことはできるのか?
う~ん、待ち遠しいです。でも、その前に、1巻を読み始めてしまったので、読み終わらないと^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧